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執筆者の写真熊澤剛

あるべき姿は不変ではありません。



あるべき姿を無理難題にしがちなのは、言葉の印象なのかもしれませんが、ある

べき姿=究極の理想像と捉えてしまうところにあるのかもしれません。


しかしながら、あるべき姿は実は不変のものではありません。

あるべき姿はそれを捉える「軸」によって異なってもよいものと考えています。

ここでは個人のあるべき姿を事例に、その軸についてご説明します。


「こうなりたい」「こんな人生を送りたい」という目標や価値観がある人も、そういうものがない人もいます。

その目標や価値観はどこで得られたのでしょう?

もしかしたら天から降りてきたのかもしれませんが、その人の経験や人間関係、読んだ本や見た映画などに影響され、築かれたものかもしれません。

また、そうした目標や価値観にこだわり、絶えず追い求める人もいれば、全くと言っていいほど考えない人もいるかもしれません。


こうした「あるべき姿」は目的軸(Purpose)で捉えたものです。

企業においては企業理念があり、それに基づいて組織や働き手がそれぞれのレベルにアジャストした「あるべき姿」が存在している状態となります。


しかしながら、先の個人のあるべき姿にも記載したとおり、企業理念が明確でなかったり、自部門にマッチしなかったりする可能性もあれば、そもそも日々の仕事の中で「目的」を考えることがないということもあり得るのです。


これまで追い求めてきた間接部門のあるべき姿は、この目的軸で考えることは難しいようですね。


だとすれば、どうやってあるべき姿を見出せばよいのでしょう?

残りの3つの軸については次回のBlogにて!

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