• 熊澤剛

あるべき姿を俯瞰してみる。



あるべき姿はそれを捉える「軸」によって異なってもよいものと考えています。

目的軸(Purpose)は「何を目指して」という観点でのあるべき姿。

立場軸(Position)は「誰の為に」という観点でのあるべき姿。

時間軸(Period)は「いつの時点で」という観点でのあるべき姿。


「どういった観点で」というのが空間軸(Perspective)で考えるあるべき姿です。

ここまでご説明してきたものは、問題発見の4Pと言われる技法なのですが、この空間軸が一番難しいです。正直上手く説明できる気がしません(汗)


空間軸を用いるケースは、時間軸と同様に現状の問題が頭をかすめる時に有効と考えています。


これまで事例としてきた、間接部門における経営理念の考え方を整理してみましょう。

経営理念:「お客様に画期的な製品を適切な価格で」


目的軸「何を目指して」:今一つマッチしない・・・

立場軸「誰の為に」:お客様→間接部門が直接、間接に関わる社内外の方々

時間軸「いつの時点で」:遠い将来、3年後、来年


空間軸「どういった観点で」:

間接部門とはどういう部門でしょうか?ネットで調べると以下の結果でした。

間接部門とは、会社の業績(売上・利益)に結びつく業務を担当する直接部門(製造や開発、営業・販売など)を支援する部門を指します。

主に人事や総務、経理、情報システム部門など、コーポレイト機能を担う部署が該当します。(出典:bizhint)


重要なキーワードは「直接部門を支援する部門」ではないでしょうか?

多くの場合、間接部門というこの定義ではなく、企業にある「人事」「経理」などの組織ありきで考えてしまいがちなのではないでしょうか?


この軸で考えると、例えば営業部門にある事務業務などをどう考えるかなどの間接業務の広がりが得られるのではないかと思います。

また、企業全体の間接業務を俯瞰することで、縦割り組織にありがちな漏れを防ぐことができます。


あるべき姿が部門最適に陥らない為にも、空間軸を意識してより大きな空間を俯瞰することが大切なことをお分かりいただけましたでしょうか?

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