業務変革を行うにあたり、王道を行こうとしたらつまづいた話の続きです。
つまづきとは、職務定義がないこと。
職務定義がないと、「全体像がわからない」「どうあるべきかがわからない」為、業務変革が進められないと、前回お伝えしました。
では、どうリカバリするか?
まずは、対象部門の管理者に対するインタビューを実施します。
管理者が複数いらっしゃる場合は、合同インタビューでよいかと思います。
このインタビューでは、以下の3点を抑えます。
1)全体を俯瞰して、スコープ(対象範囲)を定めます
この際、対象部門と関連部門とその関連性も合わせて把握します
2)対象部門内での組織構成と、大きな仕事の塊を把握します
3)大きな仕事のサイクルを確認します
年次、四半期、月次、週次、日次での特長の有無を確認します
これで、つまづきの1つである「全体像がわからない」からは立ち直ることができました。
インタビューした内容は資料化して、管理者に齟齬や抜け漏れがないかを確認するとともに、その後のメンバーへのインタビューにも活用します。
では、「どうあるべきかわからない」はどうしましょう?
何かしらの課題があって、業務変革をすることになっているはずですよね?
であれば、その課題認識を持ちかけた人にインタビューしましょう。
さて、これで「どうあるべきか」がわかるのでしょうか?
そこにはまた落とし穴がありますので、詳しくは次回のブログで。
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