これまでかなり長めに「仕事とは」「働くこととは」というテーマでブログを展開して参りました。
日本人は普段あまり考えていない事柄だからこそ、各自に考えることを促すためのヒントになればと思い、意識的に少し厚めに説いてきました。
これから組織の中で進めて行く働き方改革について、その目的が各自の働く目的と合致する度合いが強いほど、深いセンスメイキング(=腹落ち)を生み出すと考えています。
本コラムからは実際にどうやって各自の働く目的を確認するのかについて、GiiDの実績からご紹介して参ります。
一般的に手段としてはインタビューまたはアンケートになるかと思います。
GiiDでは組織の規模や実施期間を鑑みアドバイスさせていただきますが、可能な限り個別インタビュー形式をお勧めしています。
これは2つのメリットがあります。
1つは設問から上手く求める回答が得られない、回答が出来ない場合に、補足が可能であること、もう1つは、様々な制約からアンケートで行う場合であっても、サンプリングでインタビューを行うことにより、設問の良し悪しを確認し、よりよい設問にチューニングすることが可能になることです。
もう一つ大切なのは、インタビューを行う人=インタビュアーです。
このインタビューは働くことについての考え方を確認しているのみで、もちろんその内容で個人を評価したりするものではありません。
そうした前提事項の説明も行ったとしても、直属の上司がインタビュアーだったら、働き手としても胸襟を開いて何でも答えるというのは難しいと思います。
一番のお勧めは、GiiDのような外部の専門家をご利用いただくことです。
インタビュー結果のまとめや分析などの工数やノウハウも含めて、求めるものがより実態に近い形で得ることが可能となります。
とはいえ、様々な制約で外部への委託が難しいようであれば、社内で働き方改革を進めている他の部門と相談して、それぞれが自部門以外のインタビュアーを担当するような進め方を工夫していただければと思います。
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