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  • 熊澤剛

アンラーニングとリスキリング。(その3)

更新日:1月5日


学ぶ必要がないから、学ばない。

学ぶ必要がないのは、変化がないから。

変化がないのは、企業の安定運営に「経路依存性」があるから。


経路依存性とは、「制度や仕組みが過去の経緯や歴史に縛れる現象のこと」とあります。(Shoo for Businessより引用)


経路依存性に甘んじて、今日と同じ一日を明日以降も無限に続けていられるほど、世の中は安定的ではありません。

Covid19、エネルギーや穀物の高騰、国際秩序の不安定化、ゼロカーボン・・・

様々な要因から生じる課題に対して、企業は対応策を打って行かなければなりません。


対応策として、これまでのビジネスの手法を変えていくことも当然発生します。

表現を変えれば、これまでの経路依存性を打ち壊して、新しい経路を組み立てることの必然が生まれるのです。

ここで必要となるのが、これまでの考え方を捨てる手法、アンラーニングです。


え?何で?

新しいビジネス手法についての知識を「リスキリング」で身に着ければいいだけじゃないの?

そう思う方が多いかも知れません。


経路依存性を打ち壊すにあたり、なぜ「アンラーニング」が必要なのか?


人は、慣れ親しんだ価値観、知識や手順をそう簡単には手放しません。

そうした傾向が、新しい手法を取り入れる際の足かせ、抵抗勢力となります。

特に経験値の高い人材ほど、その傾向が強くなるのは、容易に想像がつきます。


これまでのやり方では通用しない、大きな変革を取り入れる場合、その変革に必要な知識を「リスキリング」する前に、これまでのやり方を捨てる「アンラーニング」を施した方が、変革が円滑に進むのです。


ただ、「アンラーニング」は進め方に工夫が必要となります。

上手く進めないと、社内の分断をもたらす可能性すらある危険なものなのです。


次回のコラムから「アンラーニング」の進め方について解説していきます。


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