• 熊澤剛

ブラックボックスにしない。



働き方改革の目的を腹落ちしてもらうために、働き手の皆さんの働く目的について、統計的または個人が特定できないように開示することをお勧めしました。


繰り返しになりますが、働き手の全員の目的にフィットする働き方改革があるとは思えず、いろいろな施策を実行するにも、時間やリソースなどの制約も考慮しなければなりません。


なので、この次に行うことは、目的に向かうにあたっての阻害要因=課題の抽出と、その課題の本当の原因=真因の分析です。


こうした手法は多くの書籍もありますし、ネットを探せばたくさんそのヒントを見つけることができますし、そうした訓練を受けた人も多いことから、それほど難しくなく行うことができるかと思います。


しかしながら、ここで気を付けていただきたいのは、そのプロセス自体をブラックボックスにしないことなのです。

働き方改革の施策の検討が、予め定められた方向に恣意的に進められている訳ではなく、会社や部門の目的と、働き手の目的の双方から合理的に導かれたものであることが誰の目からみても明確であることが重要なのです。


具体的には、この課題検討の段階から、様々なメンバーに関わっていただくことが望ましいと思います。ポジションや雇用形態などは考慮せず、参加したい人は積極的に参加いただけることが理想です。

業務などの都合でなかなか難しい場合は、少なくとも課題出しや真因分析などの節目でレビューを行い、意見を貰えるように工夫します。


こうした丁寧な進め方が、働き方改革を自分毎として捉え続けることに繋がって行くのです。

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