事業継続計画を策定は、働き手の生命と健康を維持しつつ、いかに自社の業績を維持するかという視点で検討されることが多いかと思います。
例えば、GiiDがご支援しているクライアントは小売業なので、今回のような緊急事態宣言で外出自粛となった場合への備え=ネット通販などの販売チャネル拡大というのが典型的なケースです。
これに加えて、特にB2Cビジネスにおいては、BCPに沿った運用を通じて、取引先に対して商品やサービス供給を維持できるということ自体が、自社にとっての付加価値となり、他社との差別化要因にもなり得るということにも是非注目していただきたいと思います。
前回のコラムでお伝えしたBCPの振り返りを行い、改善していくような活動は、BCPにPDCAを取り入れることとなり、BCMS(事業継続マネジメントシステム)というより発展した形態にすることができます。
BCMSはISO規格があり、ISO22301:2019認証を受けることができれば、BCMS認証取得組織として掲示されます。
日本では現在88社(部門)が掲載されています。
COVID-19対応の為の必然とはいえ、せっかく作成したBCPです。
自社の付加価値向上の為にも、よりよいものに育てて行きませんか?
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