「どうあるべきか」は、部門が果たす役割が、自社の理念や方向性に沿っているかを考えることであり、表出した課題への対応では生まれないのです。
とは言ったものの、管理系の部門などは企業理念とあるべきがなかなか結び付かないことがあります。どんな企業にもあって、特色が出にくい部門なのです。
さて、こうした場合は、どうやってあるべきを見い出せばよいのでしょう?
それは、甚だ普遍的な話で恐縮ではありますが、対象部門の業務のQCDを確認することが最初の一歩です。
Q:品質=業務上のミスの発生頻度やその影響範囲
C:コスト=業務にかかる内部/外部コスト
D:納期=業務結果の提供までのリードタイム
社会人であれば一度は聞いたことがあるQCD。
でも、業務の確認を行うには留意すべきことが2つあります。
一つ目は、業務毎の業務量です。
特に管理系の業務は、元々の依頼とかのトリガーが明確ではないことが多く、その量の測定が難しい場合が多いのです。
二つ目は、業務のQCDの定義です。
品質においては何がミスなのか?
コストにおいてはどこまでが含まれるのか?
納期においてはどの状態が完了と見做されるのか?
この二つが揃っていないと、実は現状のQCDがどうなのか?は正確には良く分からないのです。
ここまでやってもまだ「どうあるべきか」にはたどり着けません。
そこにも落とし穴がありまして、それはまた次回のブログで。
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