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何を確認するのか(その3)。

  • 執筆者の写真: 熊澤剛
    熊澤剛
  • 2020年1月14日
  • 読了時間: 2分


働き手の働く目的は、何を確認したらわかるのでしょう?

3つ目の設問は、「ご自身が望む仕事とプライベートのバランス」です。


ワークライフバランスという言葉が浸透しつつあるので、そのわかりやすさからバランスと表現していますが、実際はバランスを確認したい訳ではありません。

仕事とプライベートは①分けて考えるかどうか ②ポジティブかどうかの2軸で考えた場合、以下の4つのタイプがあると考えることができます。


①バランス:それぞれ前向きに調和がとれた状態

②ミックス:一体となって自身が望む方向にある状態

③セパレート:無関係、働くことは苦役

④メシー:混沌、どちらにもネガティブなので実はワーカホリック


さて、以下の実際のインタビューの回答はどれに当てはまるでしょう?


・半分半分、休みの日はメールを見ないようにしてますが、なかなかできない

・キッパリと明確に分ける必要はないと考えています

・1日のうち、仕事6割、その他4割

・休みの日に仕事の事を考えずに過ごせるような働き方

・短時間でも仕事をものすごく頑張って、会社に貢献する事ができていれば

・プライベートは充実させたい、余裕が必要


いかがでしょうか?

もちろんこれらも回答に良し悪しがある訳ではありません。

大切なことは、仕事とプライベートを分けて考えるかどうかではなく、どちらも自分自身が望む方向=どう生きたいかにマッチしているかだと考えています。


インタビュー形式でこれら3つの設問を確認することができるのであれば、先ずはその回答について働き手自身に振り返っていただき、矛盾があればそれをどう正していくかを考えるよう促していただきたいと思います。

 
 
 

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