働く幸せ・幸せな職場とは、以下の2つの条件で成り立つとされています。
・幸せの条件を満たす
・不幸せの条件を満たさない
先にご紹介した慶応義塾大学の前野隆司教授は、幸せの心的特性についての大規模なアンケートを実施し、結果を因子分析して4つの因子を導き出しました。
第1因子 「やってみよう!」因子(自己実現と成長の因子)
第2因子 「ありがとう!」因子(つながりと感謝の因子)
第3因子 「なんとかなる!」因子(まえむきと楽観の因子)
第4因子 「あなたらしく!」因子(独立とマイペースの因子)
これらの各因子に対する4つの質問を、1.全くそう思わない~7.とてもそう思う の7段階で回答することで、それぞれの人の幸せの形が求められるようになっています。
レーダーチャートで示されますので、文字通り幸せの「形」なのです。
ご自身で試されたい方や、より詳しい内容については、慶応義塾大学院のWebサイトをご参照下さい。
http://lab.sdm.keio.ac.jp/maenolab/questionnaire.html
前野教授も述べられている通り、こうした測定は、比較によって勝ち負けを競うものではなく、強いところを伸ばしたり、弱いところを認識したりして、これからのアクションにつなげていくためのものです。
次号の記事からは、それぞれの因子がどういったものかを解説していきます。
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