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執筆者の写真熊澤剛

出来ることを突き詰めてみる。



営業自粛や休業要請により、小売業は大きな打撃を受けています。

お店を開けられないことは、文字通りの死活問題です。


ところで、お店を開ける目的とは何でしょう?

商品を売って収入を得ること?それはもちろんですが、それだけだったらお店を持たなくても、通販でいいですよね?

それがビジネスの目的であれば、とっととお店を閉めて通販に業態を変えるのがよいのかもしれません。


そうです、お店である必然は何であったのか、思い返してみて下さい。

・取り扱う商品の世界観をお店という場を用いて表現すること

・商品についての丁寧な説明を通じて、理解を深めていただくこと

・お客様へのご提案を通じて、満足度を向上すること


上記は一例に過ぎませんが、そうした様々な思いがあって、お店を開いたのではないでしょうか?

これらをいかに実現するか、どうやったら出来るかを突き詰めて考え、実行することが、新しい活路に繋がるものと考えています。


例えば接客。在宅勤務で可能でしょうか?

こうした状況ですから、お客様もウィンドウショッピングなどしていません。

興味のあるもの、関心のあることについてはネットで探しています。

検索してたどり着いたWebサイトに、オンラインチャットのような機能が付いていれば、お客様はカタログ的な商品紹介ではわからないことを気軽に尋ねることができます。

更に話が盛り上がるようなら、Zoomなどに切り替えて、商品などをカメラに写しながらの説明も可能です。

そう、PCやスマートフォンさえあれば、在宅でも接客は可能なのです。


前回のコラムの裏返しになりますが、在宅勤務だから出来ないということに縛られず、出来ることを突き詰めていくことで、新しいブレークスルーを見出すことが可能となるのです。

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