働き方改革で何を行うか、その取組をオープンな進め方で決定したら、その内容を発表することで、全員の理解=腹落ちを得る機会を設けましょう。
そう、いわゆる「キックオフミーティング」です。
この時から、これまで考えてきた働き方改革の取組が実際に動き出すのです。
キックオフミーティングを行う際に気を付けるべきポイントは以下の4つです。
1)前向きに明るく
オープンな雰囲気を重視し、通常の会議室ではなく、予算が許せばホテルのバンケットルームを利用するなど、非日常な場で開催することをお勧めいたします。
2)インタラクティブ(双方向)に
発表する内容はこれまで熟考を重ねてきたものですが、それが正解や王道であるとは限りません。
積極的に意見や感想を求めたり、ディスカッションや質疑応答を挟むなどの工夫を取り入れ、よりよくすることに積極的であることを示しましょう。
3)わかりやすく丁寧に
ビジネス上の話は結論ありきになりがちですが、キックオフミーティングの目的は共通理解の形成、内容についての腹落ちです。
どうしてそうした結論に至ったのかのプロセスを、平易な言葉で丁寧に説明することに重きを置きましょう。
4)全員参加で
働き方改革は全員で成し遂げるものであり、関係しないメンバーなどいません。
働き方改革に向けての取組を自分事として捉え、遂行していただく為にも、例外を設けることなく、全員に参加いただくようにしましょう。
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