• 熊澤剛

見える化に立ちはだかるいくつかの壁。


日本の多くの企業には職務定義がないとお伝えしていますが、担当している業務の手順書やマニュアルもないというのも実はよくあることです。

マニュアルならありますといって出てきたのは、今では誰も見ていないずいぶん昔のシステム操作マニュアルだったりしたことも。

皆さんの職場ではいかがでしょうか?


手順書を作成することは、業務の生産性や品質のばらつきを抑制する為には大変よいことなのですが、現場の本来の業務ではありません。

なので、後回しになってしまい、その後忘れ去られてしまうのでしょう。


なので、見える化すべき業務の手順は、それぞれの担当者の頭の中にあるというのがよくある前提だったりします。

暗黙知と言われたり、それが問題だと位置づける場合は「属人化している」などと言われたりする状況です。


頭の中にあるものをどうやって見える化するのか?

これが立ちはだかる第一の壁です。


最新のICTに詳しい方の中には、業務の見える化をシステム化した技術があることをご存知の方もいらっしゃるかもしれません。

プロセスマイニングという技術は、それぞれの担当者がどのシステムをどういう順番でどのように利用しているかをトレースすることで業務の見える化を行い、AIを活用することでその改善ポイントを洗い出ししたりもしてくれます。

素晴らしい技術ですよね。これさえあれば見える化なんて楽勝です!


さて、ここまで読んで既にお気づきの方もいらっしゃると思うのですが・・・

プロセスマイニングが活用できるのは、全ての業務においてシステムを利用していることが前提となります。

オフィス業務であっても書面やもののハンドリングが発生したり、そもそもシステムを利用していない業務については、そのプロセスが記録できないので残念ながら利用することができないのです。


弊社と同じく業務の見える化をサービスとして提供しているコンサルタントやSIベンダーは数多くありますが、そのアプローチは前述のプロセスマイニングを除くと大きく2つに分かれるものと思われます。


その違いと弊社の考え方については次回のブログで。

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