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執筆者の写真熊澤剛

Eliminate(排除)はペーパーレスから。



前回の記事にて、業務変革の鉄則「ECRS」についてお伝えしました。

軽くおさらいすると・・・


1)ECRSとは、(1)Eliminate(排除)、(2)Combine(統合)、(3)Rearrange(順序入れ替え)、(4)Simplify(簡素化)の順番

2)まず取り組むことは(1)Eliminate(排除)

3)排除の判断で一番大切なものは、対象とする業務の「目的」


本来はそれぞれの業務について3)を判断すべきなのですが、担当者によっては、やってきたことを否定されたように感じることもあるようです。

せっかくの働き方改革、こうした軋轢やシコリでの躓きは避けたいですよね。


そこでオススメなのは、まずはペーパーレスを推進するという取り組みです。

実は業務でペーパーを利用し続けることは、コストや作業工数、セキュリティなど、様々な課題があるのです。


カラー印刷のコストなどは意識されやすいのですが、印刷してホチキス止めしたり、バインダーに閉じるなどの作業工数、保管が必要であればキャビネットや家賃、長期保管であれば外部倉庫のコスト、廃棄においてもシュレッダーや機密廃棄BOXのコスト、機密情報を誤ってゴミ箱に捨てたり、外出先で置き忘れたら情報漏洩のリスク・・・ちょっと考えただけでもこれだけの課題があります。


なので、こうした課題を解消する為に、まずはペーパーレスを進めるというのが関係者の理解を得やすく、すんなりと始めやすいのです。


ペーパーレスとすることが生産性向上にどれだけ寄与するかは、業務により異なるものではありますが、一部であれこうした取り組みとその成功体験を積み上げることが、更なる業務変革のモチベーションとなり、原動力となるのです。

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