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執筆者の写真熊澤剛

人に歴史あり。



業務の見える化のインタビューでのコツを紹介してきています。 大まかには、明文化されていない業務について、以下3点を明確化しています。 「何をやっているのか」 「どうやっているのか」 「どのくらい(業務量)やっているのか」 これらとは別の観点で、以下を合わせて確認することをおススメしています。 「この業務を担当してどのくらいになるのか} 「どういう経緯でこの業務を担当しているのか」 もちろん組織の一員として働いていらっしゃる訳なので、ご自身の意思とは関係なく、配属されたからという話が多いのかもしれません。 しかしながら、配属においては何かしらのマッチングがあったはずなので、どういったバックグラウンドを持った人なのかを確認しておくのは意味のあることなのです。 確認のもう一つの目的は、その業務を遂行するのに必要なスキルや知識と、その獲得の為にどういったことをどのぐらいやってきたのかを知ることにあります。 前任者や上司とのOJTのみで遂行できる業務もあれば、座学で基礎知識を学んだり、特定の資格を得てからでなければ担当できないような業務もあります。 こうした担当者としてのバックグラウンドと、その後に確認する個々のパフォーマンスの関係性から、業務に求められる適性や、不足しているトレーニングなどを炙り出すことが可能となるのです。

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