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  • 執筆者の写真熊澤剛

Simplify(単純化) は大胆に。



ECRSで進める業務変革の第5弾となります。


(1)Eliminate(排除)は先ずはペーパーレスから

(2)Combine(統合)は無理のない範囲でゆるめに

(3)Rearrange(再配置)は総合的、現実的に


(4)Simplify(単純化)は業務変革の最後の工程です。

どういうことかというと、ここまでのECRを通じて、無駄な業務は排除され、似たような業務は統合され、効率的な再配置がなされているはずなのです。


会議の見直しを例に考えてみましょう。

会議の目的を踏まえ、単なる情報共有の為の会議は極力少なくしました。

複数部門が関わる会議については、複数のテーマを1つの会議で扱うように統合しました。

会議のスケジュールも年次、月次、週次のタイミングで効率のよいタイミングに再配置しました。


そして最後に単純化です。皆さんは何が思いつきますか?

例えばアジェンダの固定化。会議が迷走しないよう、テーマ毎の検討時間や、時間切れとなった場合の対応も含め予め決定しておきます。

例えば議事録の廃止。課題を検討するような会議であれば、発言を一言一句書き留める必要がなければ、課題管理表に決定したことを書き込むこととして、議事録は廃止してしまいましょう。


これまで変革の順番としてECRSをご紹介してきましたが、全ての変革の原点はその業務の目的に立ち返るところから始まり、目的を達成する最もよい手順に帰着することがお分かりいただけたかと思います。


Simplifyは大胆に、目的を効率的に達成する為に必要なことは、前例に捕らわれることなくどんどん進めて行きましょう!

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