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  • 執筆者の写真熊澤剛

ボーッと生きていても。



「人はパンのみにて生くるにあらず」

あなたにとって、パンを超越した生きるために重要な何かとは何ですか?

そのことと、今の仕事の関係はどのように捉えていますか?


こう問いかけられたら、皆さんはどう答えますか?

というか、その答えが皆さんの中にありますか?


うーん・・・と唸っているあなた。典型的な普通の日本人ですのでご安心を。

以前のBlogでもお伝えしましたが、働きがいについて16万人のアンケートをまとめた結果で、一番多かったものは「特になし」だったそうです。

働くことの目的ややりがいも考えることなく働く日本人の、何と多いことか。


何故答えがないのかは、そのことを考えなくても日々過ごせるからで、そういうことは日常にありふれています。

NHKの「チコちゃんに叱られる」がこれほどウケているのは、トリビア的な知識が面白いことに加えて、大概の人は日常触れる事柄や情報に対してボーッと生きているということにスポットを当てたからではないかと私は思っています。


少し話が横道に逸れましたが、考えていないのであれば、考えていただくように進めるのが、前回お伝えした「働き手の「労働観」を探し当てていく活動」であり、センスメイキング(=腹落ち)のベースに必要なことなのです。


少し細かくお伝えすると、こうしたことは実は全く考えていない訳ではなくて、いろいろと思ったり感じたりすることは少なからずあるのです。

なので、日々の仕事の中でいいことや悪いことが起こると、その反応として何かしら気持ちが動くのです。

明確にする必然がないので、普段は形のないまま心の奥底に沈んでいるのです。


なので、働き手の要望について、アンケートで特になしという回答を得たとしても、額面通りに受け取って、会社や部門が検討した課題解決を進めようとするといきなり抵抗を受ける羽目に会うのです。

普段は何もなくても、普段と違うことには反応するのです。


何の為に働いているか、その労働観は大きく3つに分けられると言われています。

GiiDメールニュースの熱心な読者はピンと来ているかとは思いますが、その類型については次回のBlogにて。

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