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  • 執筆者の写真熊澤剛

業務変革も順番が大切。



業務の見える化が正確かつ綿密に実施できたら、次はいよいよ生産性向上を目指して変革に着手します。

ちなみに変革(改革)と改善はちょっと意味が違います。

改善は現在の延長線上、変革(改革)は本来であればゼロベースでの見直しです。

実態としては改善に止まることも多いのですが、GiiDでは心は絶えず変革を目指すべきと考えており、業務変革という言葉を使っています。


業務変革には鉄則というべき順番があります。

メーカーの方にはなじみの深い「ECRS」(イー・シー・アール・エス、またはイクルス)です。


ECRSは、(1)Eliminate(排除)、(2)Combine(統合)、(3)Rearrange(順序入れ替え)、(4)Simplify(簡素化)の頭文字から取ったものです。


それぞれが何を指すのかはネットで調べていただくとして、ここでお伝えしたいのは、業務変革はこのECRSの順番で取り組む必要があるということと、その中でもまず取り組むべきことは(1)Eliminate(排除)であるということです。

端的に言えば、「不要なことを止める」のが一番先だということです。


でも、止めていいかどうか、どうやって判断するのでしょうか?

この判断で一番大切なものは、対象とする業務の「目的」です。


最新の実績報告は、綺麗なExcel資料で印刷しなければいけないのでしょうか?

先月の実績の共有は、全員が一同に介した会議の形が必要なのでしょうか?


以前のコラム「日本の生産性が劣る理由」でもお伝えしたとおり、業務はややも

すると過剰品質に肥大する傾向があります。


業務の見える化ができたら、目的と照らし合わせて先ずは要否を検討しましょう。

そもそも目的のわからない業務は、それ自体が不要かもしれません。

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